【考察】もとの眉毛が気に入らない!全剃りして描けばOK?

眉毛に悩みがあり、この記事を読んでいただくあなたに一つだけ覚えておいてほしいことがあります!それは、

です。

眉毛先生

顔の印象の7割を決めるといわれる眉毛、自分のもとの眉毛の形が「イケてない」なら「全部剃ってしまって好きな形の眉毛を書けばいいのでは?」と思ったことはありませんか?全剃りすれば眉毛の悩みはすべて解決するのでしょうか?
今回はメンズの眉毛全剃りについて、メリットデメリット、そしてついうっかり剃りすぎてしまった時の対処法についても解説します。

男性が眉毛を全剃りするのはアリ?ナシ?

ある調査によると9割以上の女性が「男性が眉毛ケアをしていること」に対して肯定的な回答をしています。別の調査では男性の約8割は「自分の眉毛に自信がない」そうなので、この女性の回答はうれしいですね!

とはいえ「ぼさぼさの眉毛」「眉下のムダ毛」などケアされていない眉毛だけでなく「細い眉毛」「左右の形が違う眉毛」もイヤ…など女性の見方は結構きびしいようです。そこで、いっそのこともとの眉毛を全部剃ってしまって「コレだ!」と思うデザインの眉毛を自由に描くのはどうでしょうか?

結論からいうと「なくはない」です。実際に歌舞伎役者さんは舞台公演中、役に合わせた化粧をするために自分の眉毛は全部剃っています。公演中の役者さんが“素顔”でインタビューなどに応じている時も眉毛だけは描いている、というわけです。

職業上の必要に迫られて全剃りしている役者さんはともかく、一般の男性が「眉毛全剃り」するのはどうなのでしょうか?そのメリット、デメリットについて検証してみましょう。

眉毛全剃りのメリット、デメリット

【メリット】

眉毛を全剃りするメリットは主に2つあります。

眉毛全剃りのメリット

  • 好きな形の眉毛にできる
  • トレンドやイメージに合わせて自由に眉の形を変えられる

好きな形の眉毛にできる

なんといっても最大のメリットは「好きな眉毛の形が自由に描ける」ことです。上がり眉、下がり眉、並行、太さも自由自在!

トレンドやイメージに合わせて自由に眉の形を変えられる

女性に比べると流行の変化はゆるやかですが「イケてる眉毛」のトレンドにフレキシブルに対応できます。またファッションに合わせて眉毛で顔のイメージを変えることも容易です。

【デメリット】

逆に、眉毛全剃りのデメリットは主に3つあります。

眉毛全剃りのデメリット

  • 汗が目に入りやすい
  • 骨格や元の眉毛の濃さなどにより書いた眉が馴染まないこともある
  • 汗や摩擦で”眉なし人間”になる可能性

汗が目に入りやすい

眉毛の本来の役割に「汗が目に入ることをふせぐ」というものがあります。全剃りするということは眉毛が持つ“汗止めクッション”という機能がなくなるため、汗が目に入りやすくなります。

骨格やもとの眉毛の濃さなどにより描いた眉がなじまないこともある

眉毛は“眉弓骨(びきゅうこつ)”という少し出っ張った骨の上に生えています。この眉弓骨周りには表情筋があり、びっくりした時に眉毛があがったり、顔をしかめた際に眉根が寄ったり…といった顔の表情づくりに欠かせない動きをします。いくら自由に好きな形の眉毛を描いても、この骨格や筋肉の動きを無視すると、いかにも「描いてます」という不自然な眉毛になってしまいます
またもとの眉毛が濃かったり、眉毛そのものが太かったりすると、全剃りした剃り跡が目立ってしまい、描いた眉毛となじまないこともあります。

汗や摩擦で“眉なし人間”になる可能性

大量の汗をかいたりタオルなどでごしごしこすったりすると、描いた眉毛が消えてしまい“恐怖の眉なし人間”になってしまう可能性もあります眉毛全剃りを検討する際はメリットとデメリットを理解し、自分のライフスタイルやもとの眉毛の特性を考えて判断するようにしたいものです。

剃ってしまった眉毛が生えそろうのはどのくらいかかる?

眉毛が生え変わるサイクルは約3か月といわれています。1日の伸びる長さは0.15~0.2mm男性の場合平均的に整えられた長さである5mmまで伸びるには1か月ほど必要というとことになります。仮に全剃りして後悔しても、あるいはセルフケアの際にうっかり剃り落としてしまっても1か月くらい我慢すれば、もとに戻るといえます。

眉毛が伸びるまでの1か月の対処法

「1か月我慢すればもとに戻る」とわかっていても「顔の印象の7割を決める眉毛」が気に入らない状態で1か月間を過ごすのはつらいもの。そんな時は以下の方法で対処することをおすすめします。

眉毛が伸びるまでのおすすめの対処法

  1. メイクをする
  2. サングラスや帽子など小道具を活用する
  3. 前髪で隠す

①メイクをする

眉毛を剃りすぎてしまった場合、まずは「描く」ことを考えます。最近は男性用のコスメも販売していますが、女性用のものでも差し支えありません。髪色やもとの眉毛の色と合わせ、違和感のない色のペンシルやパウダーで描きます。ファンデーションなどは必ずしも必要ありませんが、描く前にパウダーなどをかるくはたいておくと肌の油分が押さえられ、描きやすくなります。

②サングラスや帽子など小道具を活用する

 注目してほしくない眉毛に視線がいかないようインパクトのあるアイテムを活用する手もあります。眉毛までかくれる大きめのサングラスをかけてしまえばよいのですが、ビジネスシーンなどそれが難しい場合はフレームが太めのメガネをかけるのもよいでしょう。ニットキャップやベースボールキャップなどは深めにかぶれば眉毛が気になりません。

③前髪でかくす

前髪を目もとぎりぎりまで下ろしてかくす方法もあります。ただし、前髪を下すと描いた眉毛に髪の毛が触れることで落ちやすくなるので注意が必要です。

二度と同じ失敗はしたくない、それならプロのカウンセリングを!

「自分で眉毛を整えても、いつも『コレジャナイ』仕上がりになってしまう」「自分に合った眉毛の形がわからない」「眉毛を剃りすぎてしまい、伸びるまでの期間がつらかった」そんな人は一度プロのアイブロウリストのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

とはいえ、女性に混じってサロンに行くのは抵抗がある方が多いと思います。そんな方にはメンズ専門の眉毛サロンへ!アイブロウリストがマンツーマンで対応してくれる、半個室でプライバシーにも配慮した設計、初めての方にはそのようなサロンがおすすめです。眉毛が濃い、太いなど「剃り跡が目立ちやすい」タイプの方は眉下のムダ毛などのワックス脱毛にも対応してくれるサロンがいいでしょう。

プロのアイブロウリストは、なりたいイメージ、ライフスタイルなどをうかがい、骨格、輪郭、毛質などにマッチした眉毛に整えてくれます。プロの手で自信に満ちた毎日を!