アートメイクって痛い?痛みを抑える方法や麻酔の種類を解説

眉毛先生
今回は眉毛サロンを運営しながら、アートメイクもしている筆者が、「アートメイクをしたいけど痛そう…」と心配の方に向けて、

アートメイクはどれくらい痛いの?
・アートメイク箇所ごとの痛みの違い
施術中の痛みを抑える方法
ダウンタイムの痛みを軽減する方法
・痛みが嫌な人におすすめのクリニック4選

を解説します!

アートメイクが失敗したらどうしようと思っている人でも、クリニックの選び方によっては、コンプレックスを解消して「理想の眉毛」が長持ちしますよ!

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アートメイクはどれくらい痛いの?

この見出しではアートメイクはどれくらい痛いのかについて説明します。

アートメイクとは|施術方法

アートメイクは、皮膚の表面近くに色素を注入する施術であり、医療行為に分類されます。この施術では、医療用の針を使用し、皮膚の0.2mmほどの浅い層に顔料を丁寧に入れていきます。

これにより、メイクをしなくても、まるで化粧をしたかのように美しい仕上がりが実現できるため、多くの人々に支持されています。

アートメイクの施術はどれくらい痛いのか

アートメイクでは針で皮膚の表面に細かい傷をつけるので、痛みを感じるのでは?と思う方も入れるかもしれません。

眉のアートメイクの場合、眉毛の脱毛時と同じ程度の痛みを予想しておくと良いかもしれません。とはいえ、あくまで個人差があり、痛みの感じ方は人によって異なります。アイラインやリップの施術については、一般的には耐えられる範囲内であることが多いです。

もし施術中に不快な痛みを感じた場合は、遠慮せずに施術者に伝えましょう。アートメイクでは施術前に麻酔を施すことがほとんどで、快適に施術を受けるための配慮も行き届いています。痛みに対する配慮がなされているため、安心して施術を受けることができるでしょう。

アートメイク後の痛みや腫れはどれくらい続く?

アートメイクの痛みや腫れは、一般的には1週間程度で落ち着きます。

眉アートメイクは、施術当日に赤みやヒリヒリ感を感じますが、数時間で治まり、1週間程度はかさぶたができ、少しヒリヒリやかゆみが生じることがあります。

ヘアラインアートメイクでは痛みや腫れは2~3日で収まり、1~2週間でカサブタが剥がれます。

リップアートメイクでは、腫れや赤みが1週間程度続き、施術直後は発色が強く腫れることもあります。

アートメイクをする箇所ごとの痛み度合い

アートメイクは行う箇所によって痛み度合いが異なります。各部位の痛みを見ていきましょう。

眉アートメイクの痛み

眉のアートメイクは、アイラインやリップに比べると痛みが少ないとされています。

実際の痛みは、眉毛を抜かれるときのチクっとした感じに近いと感じる方が多いようです。施術後の痛みや腫れは、アフターケアをしっかり行えばほとんど気にならないレベルです。

ただし、施術によって眉周りに軽い赤みが生じることがありますが、この赤みは数時間から数日以内に収まることがほとんどです。

唇・リップアートメイクの痛み

リップは、アイラインと同じく皮膚が薄いため、痛みを感じやすい部位です。施術前にリップが乾燥していると麻酔がうまく浸透しないため、1週間前から保湿することがおすすめです。

また、リップは非常にデリケートな部分であるため、麻酔を過剰に使用すると仕上がりや定着に影響を与えることがあります。

施術後数日は腫れが生じることがあり、皮むけは通常数日から1週間ほどで落ち着きます。食事時には、辛いものや熱い飲食物、着色料の多いものは痛みを引き起こしたり、仕上がりに影響を与えることがあるため、2~3日間は避けることをおすすめします。

ヘアラインアートメイクの痛み

ヘアラインは皮膚が薄い部位であるため、施術中に痛みを感じやすいことが多いです。施術にはいくつかの技法があり、それぞれによって痛みの感じ方が異なります。

アイラインアートメイクの痛み

アイライン施術は、皮膚が薄く目元に近いため、痛みを感じやすいことが多いです。また、目を閉じた状態で行うことが一般的なので、お客様が不安にならないよう、しっかりと声をかけ、安心していただけるように配慮しながら進めることが大切です。

ホクロアートメイクの痛み

アートメイクでほくろを入れる際、痛みは施術する部位によって異なります。特に人気のある部位は「泣きぼくろ」、「口元」、「耳たぶ」の3つです。これらの部位は、セクシーさを増したり、金運や結婚運を高めるために選ばれることが多いです。

この3つの部位は敏感なため、痛みを感じないように十分な麻酔を施す必要があります。

3. アートメイク施術中の痛みを抑える方法

ここではアートメイク施術中の痛みを抑える方法について解説していきます。

アートメイク当日のコンディションを整える

アートメイク施術中の痛みを抑えるためには、事前の準備が重要です。まず、当日の体調が整っていることを確認しましょう。十分な睡眠と栄養摂取を心がけ、施術前にリラックスすることが大切です。

施術部位の痛みを軽減するために、クリニックで使用される麻酔方法やオプションを事前に確認しておきましょう。また、痛みに敏感な方は、カウンセリング時に痛みの対策について相談することをお勧めします。施術当日は過度なストレスを避け、落ち着いた状態で臨むことで、痛みを最小限に抑えることができます。

痛みに敏感・麻酔が効かない体質の場合は相談する

アートメイクの施術における痛みの感じ方は、主に体質によって異なります。麻酔が効きにくい体質の方の場合、表皮麻酔を施しても痛みを感じることがあるかもしれません。

アートメイクでは一般的に、麻酔を皮膚の表面に塗布する、表皮麻酔が使用されますが、クリニックによっては、笑気麻酔や麻酔注射を提案される場合もあるので、選択肢についても確認しておくといいでしょう。

アートメイクで使用する麻酔を慎重に選ぶ

アートメイク施術中の痛みを軽減するためには、麻酔選びが非常に重要です。一般的に、クリニックでは局所麻酔クリームや注射、笑気麻酔などが使用されます。麻酔の種類は施術部位や痛みの感じ方によって異なるため、カウンセリング時に自分の体質や痛みに対する耐性を相談することが大切です。

経皮麻酔で十分な効果が得られる方もいれば、笑気麻酔や注射を選ぶ方が快適に施術を受けられることもあります。事前に十分な情報を収集し、専門医と相談しながら最適な麻酔方法を選ぶことが重要です。

4. アートメイクの痛みを抑える麻酔3種類

以下ではアートメイクの痛みを抑える麻酔を3種類紹介します。

麻酔クリーム

局所麻酔として使用されるのは、麻酔クリームを塗布する方法です。施術前にクリームを患部に塗り、20〜30分間放置します。その後、麻酔が効き始め、痺れたような感覚が生じ、肌の表面が麻痺します。

ただし、完全に感覚が失われるわけではなく、施術中にはチクチクとした削られるような感じが残ることがあります。麻酔の効果は約1時間程度続きますが、もし痛みが感じられる場合は、麻酔の効果が薄れている証拠です。再度麻酔を追加してもらうことをおすすめします。

笑気麻酔

笑気麻酔は、鼻から「笑気ガス」を吸引することで、約5分程度でふんわりとした感覚が広がる麻酔方法です。この方法は歯科治療でも使われており、吸引を止めるとその効果も自然に消えていきます。

ただし、アートメイクの専門クリニックでは、この麻酔を導入していないところが多いのが現実です。さらに、アートメイクの施術料金に麻酔代が含まれている場合でも、笑気麻酔を選ぶと追加料金がかかることがあります。

注意すべき点として、笑気麻酔を使用後は車の運転が禁止されているため、クリニックには車以外の交通手段で訪れるようにしましょう。

麻酔注射

麻酔注射は、アートメイクを施す部位に直接麻酔液を注入する方法です。この方法は、歯科治療で行われる麻酔注射と似ており、例えばかなり痛みを生じる歯を治療する際や抜歯時に使用されるものと同じです。

そのため、イメージしやすいかもしれません。麻酔が注入されてしばらくすると、感覚がほとんどなくなり、これまで紹介した麻酔の中では比較的効果が高いとされています。しかし、麻酔注射を採用しているクリニックは少なく、注意が必要です。

特に、美容クリニックや皮膚科では比較的多く取り扱っている傾向があります。アートメイクのコースに麻酔代が含まれている場合でも、麻酔注射を希望すると追加料金がかかることがあるため、施術前にクリニックにその取り扱いがあるか、そして料金について確認しておくと安心です。

5. アートメイク後のダウンタイムの痛みを軽減する方法

ここではアートメイク後のダウンタイムの痛みを軽減する方法について解説していきます。

入浴・飲酒・運動など血行を良くする行為をしない

アートメイク施術後は、運動や飲酒、入浴といった血行を促進する行為は控えることが推奨されます。特に施術当日は、ダメージを受けたばかりの状態であり、痛みが感じやすくなっています。

このような状況で血流を促進すると、痛みや赤み、腫れが悪化する恐れがあります。運動や飲酒は、痛みや腫れが落ち着いてから再開するのが望ましいです。入浴に関しては、当日から可能ですが、長時間の熱いお風呂は避け、体温の上昇を抑えるようにしましょう。

痛みや腫れている箇所を冷やす

施術後に痛みや腫れが現れた場合、その部分や周辺を冷やすことが効果的です。特にアイラインの場合、涙を流した後のように腫れることがあるため、冷却が痛みや腫れを和らげる助けになります。

また、唇も2~3日間は腫れやすいので、冷やすことが重要です。どちらも顔の目立つ部位であり、冷却によって症状を軽減できます。ただし、施術部位は一時的に擦り傷や切り傷のような状態になっているため、雑菌が入らないように注意しましょう。

冷却は清潔なタオルで包んだ氷や保冷剤を使って行いましょう。

刺激の強い食べ物を控える

アートメイクを唇や口元に施した場合、施術後は熱い飲み物や辛い食べ物を避けることが大切です。特に施術から1~2日間は敏感になりやすく、唇の腫れが2~3日続くことがあります。熱いものや刺激の強い食べ物は、なるべく控えましょう。

飲み物を摂る際にはストローを使うと、唇への刺激が和らぎます。また、マスクを着用する際は、唇に直接触れにくい立体的なタイプを選ぶと、さらに快適に過ごせます。

痛み止めを飲む

もし痛みが耐えられない場合は、痛み止めを服用することを検討してください。特に施術後は、痛みや腫れが強く出やすい時期です。痛みがひどくて眠れない、または気になる場合は、早めに痛み止めを取り入れるといいでしょう。

もし施術後も痛みが続くようであれば、傷口に感染が起きている可能性も考えられます。少しでも不安なことがあれば、躊躇せずに施術を行ったクリニックに相談してみてください。

アートメイクした部分を触らない

アートメイクの施術後、つい気になって触れてしまうことがあるかもしれませんが、その行為は避けることが重要です。手で施術箇所を触ると、細菌が入り込み炎症を引き起こしたり、色素がうまく定着しなくなるリスクが高まります。

施術部位には極力触れないように心掛けましょう。寝起きに目元の汚れが気になる場合は、使い捨ての綿棒や清潔なコットンを使い、優しく払う程度にしておくのが理想的です。また、コンタクトレンズを使っている方は、アイライン施術後2〜3日は使用を控えることをおすすめします。

6. アートメイクの痛みが嫌な人におすすめのクリニック

ここからはアートメイクの痛みが嫌な人におすすめのクリニックについて紹介していきます。

1. DAZZY CLINIC(デイジークリニック)

デイジークリニックは、痛みに敏感な方や痛みが苦手な方におすすめのクリニックです。

最新の麻酔技術を活用し、施術中の痛みを最小限に抑えることができるため、安心してアートメイクを受けることができます。また、経験豊富な医師が一人ひとりの痛みに対して丁寧に対応し、快適に施術を受けられる環境を提供しています。

2. アートセルクリニック

プロのメイクアップアーティストがデザインを担当するアートセルクリニックでは、黄金比を超えた美しい眉毛を作り、お客様の要望を超えて「似合わせ眉」を提供します。

痛みに敏感な方も安心できるよう、熟練した技術で痛みを最小限に抑え、快適に施術が受けられる環境を整えています。細やかな配慮で、理想的な眉を実現します。

3. D-BROW

Dクリニックグループが展開するメンズ専門のアートメイククリニックは、1万件以上の症例実績を誇り、高い技術を持つ看護師が施術を行います。

アーティストのランクに応じた指名料がなく、コストを抑えた高品質な施術が受けられます。痛みに敏感な方にも安心できる麻酔を使用し、快適な施術環境を提供しています。

4. LEAGRANT CLINIC

レアグラントクリニックは、皮膚科や美容皮膚科で経験を積んだアートメイクナースが集まるクリニックです。大手や人気クリニックでの経験を持つスタッフが施術を担当し、講師経験のあるスタッフも多いため、症例数が豊富です。

施術では塗る麻酔を使用し、麻酔を塗る際に痛みを感じることはありません。施術中は「痛くない」との声が多数で、チクチク程度の感覚で眠ってしまう方もいます。

ABOUTこの記事をかいた人

メンズ眉毛サロン トップルック運営。渋谷駅徒歩5分の好立地にお店を構えており、若者〜ビジネスマンに多くご来店いただいています。お店に来れない男性にも、眉に関する有益な情報をお届けしたいと思い、本ブログを運営しています。